WEB予約
〒105-0014 東京都港区芝3-17-12 第2Mビル 1F
03-6275-1843
MENU

ブログ

Blog

港区芝 芝公園・赤羽橋の歯医者・歯科|エミルデンタルクリニック芝

セラミック治療でセラミックは割れる?割れやすい人の特徴と原因について-エミルデンタルクリニック芝【公式】ブログ|港区芝の歯科医院

こんにちは!

港区芝の芝公園駅が最寄りの歯医者【エミルデンタルクリニック】です。

 

口元の印象を良くしてくれるセラミック治療は、審美性の高さから多くの方に受け入れられています。
自由診療のため費用はしますが、長期的に見ればむし歯になりにくいなど多くのメリットが得られ、トータルで考えれば非常に有益な治療だと考えられます。
ただ、せっかくセラミック治療をしたのにも関わらず、すぐに割れてしまっては困ります。

セラミックを長持ちさせるためにも、割れる原因を知り、リスクを軽減することが大切です。
そこで今回の記事では、セラミックが割れる原因から、割れやすい人の特徴について紹介します。

1.セラミック治療でセラミックが割れる原因

いくら丈夫なセラミックでも、普段の何気ない生活で欠けてしまうこともあります。
ここでは、セラミックが割れる原因について紹介しましょう。

1-1.歯ぎしり

いくつか種類があるセラミックには、透明度はや硬さなどがそれぞれ異なります。
ジルコニアと呼ばれるタイプは、他のセラミック類と比べてもダントツの硬さがあります。
しかし、歯ぎしりによって、天然歯や柔らかめのセラミックとジルコニアがかみ合わさり負荷がかかることで、柔らかい方のセラミックが欠けてしまうのです。

歯ぎしりは寝ている間に起きているため、数時間近く歯にダメージを与え続けます。
そのため歯ぎしりは、セラミックが欠けたり割れたりしてしまう原因にとなってしまうのです。

1-2.食べ物

硬い食べ物は、セラミックが丈夫でも割れてしまう原因になりかねません。
アーモンドや硬い氷など、思いきり噛むことで、セラミックが欠けてしまう可能性があるからです。
他にも、硬いせんべいなども歯が欠けやすく、注意して食べる必要があります。
セラミックは強度のある材質ではありますが瞬間的に強い力がかかってしまうと欠けてしまう可能性もあります。

1-3.かみ合わせ

かみ合わせが悪ければ、ちょっとした衝撃が加わることで、セラミックが欠けてしまうこともあります。
かみ合わせが整っていれば、歯にかかる負荷がバランス良く分散されます。
しかし、かみ合わせが悪ければ、、そこに負荷が集中しやすくなってしまうのです。
そのため、かみ合わせをきちんと治療することで、セラミックの割れるリスク軽減につなげられるでしょう。

2.セラミックが割れやすい人の特徴とは

セラミックが割れずにいる方もいれば、何度か割れてしまった方もいるでしょう。
ここでは、セラミックが割れやすい人の特徴について見ていきましょう。

2-1.歯ぎしり・食いしばりの癖がある

歯ぎしりや食いしばりの癖があれば、常に歯に負荷がかかっている状態になってしまうため、いくら耐久性に優れているセラミックでも欠けてしまうリスクが高くなります。

2-2.メンテナンスを怠ってしまう

セラミック治療をして終了ではなく、定期的にメンテナンスをすることで、トラブルを事前に防ぐことができ、長持ちさせられます。
しかしメンテナンスを怠ってしまうと、かみ合わせが悪くなっても気づかずに、割れるリスクが高くなります。
メンテナンスを怠ってしまう方は、セラミックが欠けるリスクを抑えることが難しいでしょう。

2-3.硬いものばかりを食べる

セラミックは、食べ物の熱さや冷たさなどの影響を受けにくいメリットがありますが、硬いものばかり食べてしまうと割れるリスクが高くなります。
セラミックは食事制限がありませんが、硬いものを偏って食べることで負荷が大きくなり、割れやすくなってしまうのです。
そのため、普段から硬いものを好んで食べる方は、セラミックにする前に相談しましょう。

3.セラミックが割れないためのポイント

自費でせっかく治療するのだからこそ、できるだけセラミックが割れないようにしたいものです。
ここでは、セラミックが割れないためのポイントについて紹介します。

3-1.かみ合わせを整える

セラミックが割れる原因にもあるように、かみ合わせが悪いままだと、割れるリスクを減らすことはできません。
定期的なメンテナンスを受けてかみ合わせのチェック、整えることで、セラミックへの負荷が減らせます。。
知らず知らずのうちにかみ合わせが悪くなることもあるため、必要に応じて定期的にメンテナンスを受けると良いでしょう。

3-2.歯ぎしりなどの負担を軽減する

歯ぎしりの原因は人それぞれ違いますが、歯への負担を軽減することができます。
寝る前に「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースをつけることで、歯と歯の間に緩衝材の役割としてセラミックを衝撃から守ってくれるのです。
歯ぎしりの癖がある場合は、早めに改善することでよりセラミックの寿命を延ばし、長持ちさせられるでしょう。

3-3.硬い性質のセラミックを選ぶ

セラミック治療に用いられる素材は、いくつかの種類があり、それぞれの特性を見て選ぶことになります。
透明度が高いものから、耐久性が優れている硬い素材などさまざまあります。
その中から割れないように硬い性質のセラミックを選ぶことで、割れる・欠ける心配をしなくてもよくなるでしょう。

フルジルコニアは銀歯よりも硬く、欠けてしまうというリスクを減らすことが出来ますが、噛み合わせの状態や、対合歯(噛み合わせの歯:上顎なら下顎の歯、下顎なら上顎の歯)の状況によっては、不具合が生じることがあるため担当医にきちんと相談することが大切です。

4.まとめ

セラミックは丈夫とはいえ、強い衝撃や負荷を与えることで、欠けてしまう可能性もあります。
硬いものをよく食べる、歯ぎしりをする、かみ合わせが悪いなど、これらはセラミックだけではなく天然歯にもダメージを与えてしまいます。
しかし、セラミックの割れる原因や、どういった特徴がある場合に割れやすいのか知ることで、対処法に取り組めるでしょう。
セラミックが割れるなどのトラブルを起こさず、長持ちさせるためにもぜひ記事を参考にしてみてください。

【エミルデンタルクリニック芝】では、患者様に最適なセラミック治療を提供しております。
無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひセラミック治療をご検討の方はお気軽にご相談ください。

このブログを書いたのは、

【院長】

笠木 星児

【経歴】

島根県出身

昭和大学歯学部卒業(2011年)

東京医科大学病院 歯科口腔外科・矯正歯科 研修課程修了(2013年)

一ツ橋歯科クリニック勤務(千代田区)

【資格】

歯科医師

日本顎咬合学会 認定医

明海大学・朝日大学歯学部認定 歯科総合医 Excellent Clinician

マウスピース矯正「Smile TRU」認定医

【所属団体】

日本歯科医師会

東京都歯科医師会

港区芝歯科医師会

【所属学会】

日本顎咬合学会

日本歯周病学会

日本口腔インプラント学会