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こんにちは、港区芝にあるエミルデンタルクリニック芝です。
“被せ物が外れる・壊れる、顎が痛い、肩がこる、歯がすり減ってきた”というお悩みを抱えた方を良く目にします。
実はそれ、歯ぎしり・食いしばりが原因かもしれません。
今回は、歯ぎしり・食いしばりに対するボトックス(ボツリヌス)治療に関してです。
歯茎の鈍い痛みや寝ているときの歯ぎしり・食いしばり、歯のすり減りによるかみ合わせの不具合など、歯や歯茎に痛みがなくても、歯やお口の不調は全身にさまざまな悪影響を与えます。
当院では、歯を食いしばる力を弱める方法として、ボトックス注射を推奨しています
そこで、咬筋の緊張ほぐすためには、医療分野で幅広く使われるボトックス注射治療が有効になります。
○歯科のボトックスで得られる効果
ボトックスは弛緩作用や筋肉の動きを抑制する働きがあります。
その働きを利用して、下記のような効果が得られます。
上記のような効果を得ることができます。当院では歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方が多く来院されます。歯ぎしり食いしばりは、歯周病を進行させる因子にもなりますので、ボトックス治療で改善させることは、口腔内の状態を健全に保つための一つの手段になり得る治療法です
○ボトックスの効果の持続
ボトックスの効果には個人差がありますが、4ヶ月から6ヶ月を目安としています。1度打ったからといって、効果が永続的に続くわけではありませんので、歯ぎしり・食いしばり(噛み締め)などがなくなってきたと実感できるまでは、定期的にボトックス注射をすることをお勧めします。
○ボトックスと認知行動療法の併用治療
当院では、ボトックスと認知行動療法の併用治療を行います。
今までは認知行動療法と呼ばれる、意識的に行動を改善する(食いしばっているなと気付いたらすぐやめるなど)方法が主流でしたが、改善する方と改善しない方のバラつきが多かったため、当院ではボトックスを行い、意図的に歯ぎしり・食いしばり(噛み締め)を食い止めながら、認知行動療法で行動しようとしている自分を抑制することで、改善するという治療法を選択しています。
歯ぎしりや食いしばりは、ストレスなどが原因の「悪習慣」です。潜在的な意識を改善しない限り、ボトックスやマウスピースに頼っていかなければならなくなります。ボトックスと認知行動療法の併用で、「歯ぎしり・食いしばりをしない」ようにしていくのが治療の本質となります。
○治療費について
咬筋へのボトックス | 385,00円(税込) |
ガミースマイル | 22,000円(税込) |
梅干しシワ | 22,000円(税込) |
何かご不明な点などがありましたら、いつでもご相談承りしております。