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港区芝 芝公園・赤羽橋の歯医者・歯科|エミルデンタルクリニック芝

小児矯正を継続的に行おう!嫌がる子どもに納得し継続してもらうポイントとは-エミルデンタルクリニック芝【公式】ブログ|港区芝の歯科医院

こんにちは!

港区芝の赤羽橋駅が最寄りの歯医者【エミルデンタルクリニック芝】です。

 

 

小学校などの歯科検診で不正咬合を指摘された場合、矯正を考えてあげる必要があります。
審美面や健康面でも好ましくありません。

小児矯正には、子ども本人の前向きな姿勢と努力が必要ですが、不安感から矯正治療や矯正装置を嫌がる子どももいます。
そこで今回は、知っておいてほしい小児矯正の基礎知識や、子どもが矯正を嫌がる理由とその対処法について説明していきます。

1.子どもが矯正を嫌がる理由とその対処法

積極的に矯正治療をしていくのと嫌々やらされるのとでは、後々結果に大きな違いがでてきてしまいます。
なぜ矯正が必要で、なぜ長時間矯正装置を口の中に装着し続けなければいけないのかといった理由や、そのメリットを子どもに理解してもらうことが大切です。
矯正を嫌がるのにはどのような理由があるのでしょうか。

1-1.矯正装置を装着しているのを友だちに見られるのが恥ずかしい

友だちや小学校のクラスみんなからの視線を気にして矯正を嫌がるケースが多くなっています。
とくに2期治療ではワイヤーを装着するので、子どもにとっては見た目が気になります。

このような場合には「欧米ではワイヤーを付けている子どもがとても多く、日本でも同じような子どもが増えてきているよ」と伝えましょう。
最近では、白いワイヤーや、白や透明のブラケットも広く使用されているので、話したり笑ったりしてもほとんど目立ちません。

1-2.なぜ、今矯正しないといけないのか?

なぜ今、急に矯正治療を始めなければいけないのか疑問に思う年長さんや、小学校低学年生も多くなっています。
そのような時には「顎の骨が柔らかい今の時期に矯正しておくことで、後でよりきれいな歯並びになるよ」と説明してあげましょう。

小児矯正においては、1期治療が効果的です。1期治療に当てはまる子どもの骨は、成長過程にあり柔軟です。
そのため、その成長を利用しながら理想的な歯並びになるよう、上下の顎の位置や形を矯正していくことができます。

2期治療からは、生えそろった永久歯の歯列を整える矯正になるのですが、しっかりと1期治療をしておくことにより、抜歯せずに矯正できたりするなど2期治療がより楽になります。
2期治療の必要が無くなる場合もあるので、親の経済的負担も軽減させることが可能です。

1-3.矯正装置による痛みや違和感がある

矯正装置の付け始めの頃に違和感や痛みを訴えることがあります。
この場合「数日で慣れてくるからもう少し我慢しようね」と伝えると同時に、矯正装置が歯肉を傷付けていないか、口内炎ができていないかチェックしてあげましょう。

生まれつき顎が狭いために歯並びが悪い場合、1期治療では床矯正(しょうきょうせい)を行います。
顎の内側にプレート型の床拡大装置をはめて、顎を広げていく治療です。
食事や歯磨きなどの時には取り外せますが、1日に12時間から15時間装着する必要があり、違和感や痛みに慣れるまで数日かかります。

1-4.矯正装置の脱着やケアが面倒

マウスピース矯正でインビザラインファーストを使用する場合、1日20時間以上の装着が目安で、床拡大装置の場合でも長時間の装着が必要です。
そのため食事や歯磨きの際に、毎回取ったり付けたりしなくてはなりません。
またそれら矯正装置の定期的なクリーニングも必須なので、面倒になって装着しないケースがあります。

そのような時には「せっかく歯並びが良くなってきたのにまた元に戻ってしまうよ。」
「食べ物が噛みにくくなったり、正しい発音ができなくなったりするよ。」
「顎が痛くなったりするかもよ。」
「でもちゃんと付け続けたら歯並びが良くなって、もっと可愛く(かっこよく)なるよ」などと、メリットやデメリットを教えてあげましょう。
脅すような言葉では逆に怖がってしまう可能性があるので、優しく伝えてあげることが大切です。

2.不正咬合のさまざまな症状とは?

上下の歯や顎の位置がずれている不正咬合には、さまざまな症状があります。
矯正の期間は、症状の度合いによるところが大きいので、半年から3年程度と幅広くなっています。

不正咬合の原因としては、遺伝や悪習慣が挙げられるでしょう。
悪習慣とは、頬杖、指しゃぶり、爪噛み、口呼吸などの、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす癖のことです。

これらの悪習慣を日常生活で亡くしていくだけでも、不正咬合のリスクを少なくすることが可能となっていくでしょう。

3.まとめ

小児矯正は1期治療から2期治療へと小児矯正を継続していくと、かなりの年数を要することになります。
その分、子どもの精神的な負担も大きいので、できるだけ苦痛やストレスを軽減できるようサポートしてあげることが重要です。
工夫して、優しく伝えていくことで子どものストレスを軽減させてあげましょう。

【エミルデンタルクリニック芝】では、痛みや体への負担に最大限配慮しており、子どもが楽しく矯正治療を受けられる環境もご用意しています。
咬合誘導により、不正咬合の徴候が見られる時点での早期矯正が可能です。
子どもの歯並びでご相談がありましたら、24時間Web予約が便利です。ぜひ、当院にお問合せください。

このブログを書いたのは、

【院長】

笠木 星児

【経歴】

島根県出身

昭和大学歯学部卒業(2011年)

東京医科大学病院 歯科口腔外科・矯正歯科 研修課程修了(2013年)

一ツ橋歯科クリニック勤務(千代田区)

【資格】

歯科医師

日本顎咬合学会 認定医

明海大学・朝日大学歯学部認定 歯科総合医 Excellent Clinician

マウスピース矯正「Smile TRU」認定医

【所属団体】

日本歯科医師会

東京都歯科医師会

港区芝歯科医師会

【所属学会】

日本顎咬合学会

日本歯周病学会

日本口腔インプラント学会