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歯ぎしりに要注意!セラミック治療に与える影響と対処法について-エミルデンタルクリニック芝【公式】ブログ|港区芝の歯科医院

こんにちは!

港区芝の芝公園駅が最寄りの歯医者【エミルデンタルクリニック芝】です。

寝ている間に「ギリギリ」と歯ぎしりをすることで、実は知らないうちに歯に大きな影響を与えています。
「自分では気がつかない…」と言っても、知らず知らずのうちに歯はダメージを受けているもの。
セラミック治療を受けても、歯ぎしりによって長持ちしないトラブルもあります。

そこで今回は、歯ぎしりがセラミック治療に与える影響と対処法について解説します。
セラミック治療を後悔しないためにも、記事を参考に歯ぎしりに注意してください。

1.歯ぎしりによるセラミック治療した歯へのリスクとは

審美性が高く、耐久性に優れているセラミック治療ですが、歯ぎしりのようにダメージを与え続けては機能性を損なわせてしまうでしょう。
ここでは、歯ぎしりによるセラミック治療のリスクについて説明します。

1-1.強い衝撃がかかるとセラミックが割れてしまう

いくら強度が高く、耐久性に優れているセラミックでも、強い衝撃を与えてしまうと割れてしまうこともあります。
寝ている時の歯ぎしりは、予想以上に強い負荷が歯にのしかかるため、セラミックが欠けてしまう、外れてしまうことにつながるからです。
そのため、歯ぎしりはセラミックに影響を及ぼす存在とも言えるでしょう。

1-2.歯ぎしりの習慣が歯の寿命を縮める

歯ぎしりは習慣になっているケースもあり、そのまま放置してしまうとセラミックの歯や天然歯の寿命を縮めてしまいます。
「ギリギリ」と上下の歯をすり合わせせる歯ぎしりは、せっかくつけたセラミックをけずり、外してしまうことになるからです。
歯ぎしりの影響は歯にとどまらず、あごや歯茎にも大きな悪影響を与えてしまいます。

2.歯ぎしりの種類について

歯ぎしりが起きるのは、筋肉の硬直やストレスが原因です。
過度な疲労でも引き起こされることもあります。
ここでは、大きく3つにわけられる歯ぎしりの種類について紹介します。

2-1.グラインディング

一般的によく耳にする「ギリギリ」とした歯ぎしりをグラインディングと言い、上下の歯を強く食いしばり、左右に動かすことで音を立てています。
上下の歯が強く噛み合わさった状態ですり合わすため、歯と歯が摩擦してダメージを与え合っているのです。

2-2.クレンチング

クレンチングとは、強く噛みしめて上下の歯が食いしばった状態になる歯ぎしりを言います。
歯ぎしりの中でも最も歯への負担が大きく、同時にあごへの負担も与えるのが特徴です。
強く噛みしめるだけで音がしないため、誰にも気づかれずに歯へのダメージを与えているのです。

2-3.タッピング

タッピングは、「カチカチ」と小刻みに上下の歯をかみ合わせている歯ぎしりを言います。
歯ぎしりの中では、歯へのダメージが軽いタイプになり、あまり多くない歯ぎしりです。
強く噛むこともないため、あごへの負担や影響が軽いと言われています。

3.歯ぎしりからセラミック治療した歯を守る対処法

歯ぎしりは本人も知らぬ間に行っているため、意識して対処することが難しいでしょう。
そのため、寝ている時にと起きている時にできることをする必要があります。
ここでは、歯ぎしりから守る対処法について紹介します。

3-1.ナイトガードを付ける

歯ぎしりの対処法の一つに、マウスピースを用いて、セラミックや天然歯を守ることができます。
ナイトガードと呼ばれるマウスピースをつけることで、寝ている時に歯ぎしりをしても、歯と歯の間の衝撃が緩和されるからです。
ナイトガードを緩衝材の役割として用いることで、歯ぎしりから守ることができるのです。

3-2.ボトックス注射を打つ

ナイトガードをつけると眠れない、ナイトガードをはめられない場合は、ボトックス注射をあごのエラ部分に打つ方法があります。
この部分には噛むための筋肉があるため、ボトックス注射を打つことで、筋肉の働きを弱めることができます。
そのため、ボトックス注射を打つことで、歯ぎしりの症状や噛む力を軽減させられるのです。

3-3.筋肉のマッサージ

歯ぎしりの原因にストレスがありますが、実は歯ぎしりをすることで、原因となるストレスを発散させていると言われているのです。
ストレスを和らげるために顔の筋肉を和らげるようマッサージすると、硬直しがちな筋肉をほぐすことができ、歯ぎしりが軽減されるケースもあります。

4.まとめ

歯ぎしりは、自分でも気が付かないうちにしてしまうため、しっかりと対処していかなければならないでしょう。
ストレス社会とも言われる現代だからこそ、歯ぎしりを起こさないためにも、リラックスをして普段からストレスをため込まないことが必要です。
そうしなければ、歯ぎしりによってセラミックの寿命を縮めてしまうだけではなく、天然歯への悪影響も止められなくなります。
セラミックを長持ちさせるためにも、歯ぎしりから守る対処法を取り入れていくことが大切なのです。

【エミルデンタルクリニック芝】では、歯ぎしりはもちろん、嚙み合わせのズレをチェックし、早期改善を目指しています。
セラミック治療を安心して行うためにも、しっかりとカウンセリングをしていただいております。
セラミック治療をご検討する上で、歯ぎしりに不安を覚える方は、ぜひ当院にお気軽にお声掛けください。

このブログを書いたのは、

【院長】

笠木 星児

【経歴】

島根県出身

昭和大学歯学部卒業(2011年)

東京医科大学病院 歯科口腔外科・矯正歯科 研修課程修了(2013年)

一ツ橋歯科クリニック勤務(千代田区)

【資格】

歯科医師

日本顎咬合学会 認定医

明海大学・朝日大学歯学部認定 歯科総合医 Excellent Clinician

マウスピース矯正「Smile TRU」認定医

【所属団体】

日本歯科医師会

東京都歯科医師会

港区芝歯科医師会

【所属学会】

日本顎咬合学会

日本歯周病学会

日本口腔インプラント学会