港区芝　芝公園・赤羽橋の歯医者・歯科|エミルデンタルクリニック芝

こんにちは！

港区芝の芝公園駅が最寄りの歯医者【エミルデンタルクリニック芝】です。

食いしばりは、多くの人々が知らず知らずのうちに経験しています。
特にストレスが原因となることが多く、放置すると歯や顎関節に大きなダメージを与える可能性があります。
ここでは、歯科医院でできる食いしばりの改善方法について詳しく解説します。
特にナイトガードの装着や噛み合わせの調整、ボトックス治療について触れていきます。

 

1.食いしばりとは？

食いしばりとは、無意識に歯を強く噛みしめる動作を指します。
夜間の歯ぎしりや日中の食いしばりが含まれ、これらが続くと歯の摩耗や破損、顎関節症（TMD）、頭痛、首や肩の緊張などの症状を引き起こすことがあります。

 

2.歯科医院でできる食いしばりの改善方法

2-1.ナイトガード

ナイトガードは、睡眠中に装着するマウスピースで、食いしばりや歯ぎしりから歯を保護するために使用されます。
歯科医院で患者様のお口の状態に合わせて作成されるため、フィット感が良く、効果的に食いしばりを防ぐことができます。

 

3.ナイトガードを装着するメリット

3-1.歯の磨耗を防ぐ

 

4.噛み合わせの調整

歯科医師は、噛み合わせの問題を診断し、必要に応じて調整を行います。
歯の高低差や噛み合わせの問題が原因で食いしばりが発生している場合、歯の形状を微調整することで症状を緩和することができます。

4-1.噛み合わせの調整の具体的な方法

噛み合わせの調整は、歯科医師が診断を行った上で、患者様の噛み合わせの状態を評価し行います。
具体的には、歯の高さや位置、噛み合わせのバランスを確認し、必要に応じて歯を削ることで調整を行います。
これにより、上下の歯が正しく接触し、食いしばりによる過剰な力が特定の歯に集中することを防ぎます。

 

5.ボトックス治療

ボトックス（ボツリヌス毒素）を使用した治療は、食いしばりの治療法として効果的です。
ボトックスは、特定の筋肉に注射することで筋肉の過剰な収縮を抑制します。
食いしばりに対しては、咬筋（顎の筋肉）にボトックスを注射することで筋肉の緊張を緩和し、食いしばりを減少させる効果が期待されます。
ボトックス治療は一時的な効果であり、数ヶ月ごとに再注射が必要ですが、多くの患者様が症状の改善を実感しています。

5-1.当院のボトックス治療

当院では食いしばり、歯ぎしりの症状がある方へボトックス治療を行っております。

5-2.ボトックス治療の料金

・咬筋（顎のエラ部分）
歯ぎしり・食いしばり改善 ¥38,500

・ガミースマイル
上顎挙筋に注射 ¥22,000

・オトガイ（梅干し皺）
オトガイ筋に注射 ¥22,000

※料金はすべて税込み価格です。

・対症療法のため、4～6カ月を目安に継続的な実施をおすすめします。
・妊娠中・授乳中の方はご利用いただけません。
・妊娠を希望する方は、原則として術後に女性は2カ月、男性は3カ月の避妊をお願いします。
・治療後、針を刺した部位の周囲が青くなり、内出血することがあります。

 

6.食いしばりの予防と日常生活での対策

6-1.良い姿勢を保つ

悪い姿勢は、顎や首、肩の筋肉に余分な負担をかけることがあります。
デスクワークやスマートフォンの使用時には、正しい姿勢を意識し、首や肩の筋肉をリラックスさせることが大切です。

6-2.適切な睡眠環境を整える

睡眠環境を整えることで、夜間の食いしばりを減少させることができます。
適切な枕やマットレスを使用し、リラックスした状態で就寝することを心がけましょう。

 

まとめ

食いしばりは、多くの人々に見られる一般的な問題ですが、適切な治療と対策を講じることで症状を改善することが可能です。
歯科医院では、ナイトガードや噛み合わせの調整、ボトックス治療など、さまざまな方法で食いしばりの症状を緩和するサポートを提供しています。
また、日常生活におけるストレス管理や良い姿勢の維持なども重要です。
食いしばりに悩んでいる方は、当院までお気軽にご相談ください。

 

このブログを書いたのは、

【院長】

笠木　星児

【経歴】

島根県出身

昭和大学歯学部卒業（2011年）

東京医科大学病院　歯科口腔外科・矯正歯科　研修課程修了（2013年）

一ツ橋歯科クリニック勤務（千代田区）

【資格】

歯科医師

日本顎咬合学会　認定医

明海大学・朝日大学歯学部認定　歯科総合医　Excellent Clinician

マウスピース矯正「Smile TRU」認定医

【所属団体】

日本歯科医師会

東京都歯科医師会

港区芝歯科医師会

【所属学会】

日本顎咬合学会

日本歯周病学会

日本口腔インプラント学会