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港区芝 芝公園・赤羽橋の歯医者・歯科|エミルデンタルクリニック芝

子どものブラッシングに関して知ってほしい3つのポイントとは?-エミルデンタルクリニック芝【公式】ブログ|港区芝の歯科医院

こんにちは!

港区の歯医者【エミルデンタルクリニック芝】です。

 

保護者の方は、子どもの成長にあわせてブラッシングのことを考える必要があります。
それまでの準備や、スタートしてからのブラッシングに関してわからないことばかりという方も多いでしょう。

そこで今回は、子どものブラッシングに関する知ってほしい3つのポイントについてご紹介します。
とても大切なことですので、ぜひ参考にしてみてください。

1.子どものブラッシングをはじめる時期

子どもの歯のブラッシングは、いつからはじめるべきなのかわからないという方が多いことでしょう。
歯が生えてからというのは当然として、1本でも生えたらはじめるべきなのか、あるいは数本揃ってからなのか…タイミングを知ることで効率的にはじめられます。

子どものブラッシングをはじめる時期としておすすめなのは、上の歯が生えたタイミングです。
本数としては4本で、生後10ヶ月前後が目安となります。
まずはいきなり歯ブラシを使うのではなく、ガーゼを使ったガーゼ磨きからはじめるのがベストです。
口の中に物を入れるという感覚に慣れさせることが大切なポイントとなります。
ガーゼ磨きに慣れてきた段階で、歯ブラシを使ったブラッシングへと移行していきます。

歯の生えるスピードや本数には個人差がありますので、4本というのもあくまでも目安です。
4本生えるまでブラッシングしなくてもいいというわけではなく、状況に応じてスタートするといいでしょう。
前歯だけであれば、汚れもそこまで付着しませんので、1本生えたタイミングからガーゼ磨きをはじめ、
慣れてきたと感じたら歯ブラシでのブラッシングに切り替えるというのがおすすめです。

2.子どものブラッシングには歯ブラシ選びが重要

子どものブラッシングには、歯ブラシ選びが重要です。
歯の生え具合や状況に応じて選択するべきでしょう。
発達にあった歯ブラシでなければ、しっかりと汚れを落とせない可能性もあります。

 

歯ブラシ選びに関するポイントは、以下のとおりです。

2-1.本人磨き用と仕上げ用で分ける

子どもの歯ブラシは、本人磨き用と仕上げ用で分けるというのが1つ目のポイントです。
子どもの成長とともに、歯ブラシを自分で持ってブラッシングできるようになります。

親としても楽ですので、本人が楽しんでいるのであればそのままがいいでしょう。
ただし、しっかりと磨けているかどうかという点では、イマイチのことが多いのです。
そこで、親が最後に仕上げをするための歯ブラシを用意して、最後には仕上げ磨きを行ないましょう。

2-2.取り替えるタイミング

歯ブラシを取り替えるタイミングも重要なポイントです。
ブラッシング中に歯ブラシを噛んでしまう子どもが多いので、すぐにブラシがボサボサになってしまうでしょう。

本人磨き用であれば、そのままでもたいして問題はありません。
しかし、仕上げ磨き用の歯ブラシは常に整った状態のものを使用しましょう。
仕上げ磨きでは、しっかりと汚れを落とす必要があるため、ボサボサでは意味がなくなってしまいます。

3.子どものブラッシング方法と仕上げ磨き

子どものブラッシング方法は、以下の手順で行うのが一般的です。

3-1.本人に任せる

まずは、本人に任せましょう。
ガーゼ磨きを卒業し、歯ブラシでのブラッシングに切り替わっている状態であれば、ある程度本人任せでも大丈夫です。
ブラシ部分を噛んでいるだけの可能性もありますが、最終的に保護者による仕上げ磨きが控えているため、心配する必要はありません。

ただし、目を離してしまうのは危険です。
歯ブラシを喉などに挿してしまう恐れもありますので、見守るようにすると安心でしょう。

3-2.仕上げ磨きは丁寧に行なう

本人によるブラッシングが終わり次第、仕上げのブラッシングを保護者が行います。
座った状態で膝の上に仰向けの子どもの頭が来るようにしましょう。保護者と子どもの顔の向きが逆さまの状態です。

その状態から歯の表面に、しっかりと歯ブラシのブラシ部分が当たるようにして磨いていきます。
歯ぐきなどにブラシを押し当てすぎてしまうと、ブラッシングを嫌がる原因になってしまうので注意しなければなりません。
頬を指で広げるようにすることで、奥歯に関しても力を加えずに磨くことが可能です。

小学生になる頃には、本人磨きも精度が高まってきます。
しかし、9歳頃までは保護者が仕上げ磨きをするようにしましょう。
歯垢が付きやすく、まだ歯が虫歯になりやすい状態なのです。虫歯にならないためには重要なポイントとなります。

4.まとめ

子どものブラッシングは、とても大切です。乳歯は永久歯に生え変わるため、そこまで影響はないと考えていらっしゃる方も少なくありません。
しかし、実際には大きく影響します。正しいブラッシングによって、大人になってからの歯の健康を守ることにつながるのです。

赤羽橋駅が最寄りの【エミルデンタルクリニック芝】は、小児歯科も対応しております。
患者様の歯を、守ることを第一に考えており、子どもの歯の健康を守ることの大切さを理解した上で処置を行います。
口腔ケアの一環として、歯磨き指導も行っておりおすすめです。
お子さんのブラッシングに関することについて、お気軽にお問い合わせください。

このブログを書いたのは、

【院長】

笠木 星児

【経歴】

島根県出身

昭和大学歯学部卒業(2011年)

東京医科大学病院 歯科口腔外科・矯正歯科 研修課程修了(2013年)

一ツ橋歯科クリニック勤務(千代田区)

【資格】

歯科医師

日本顎咬合学会 認定医

明海大学・朝日大学歯学部認定 歯科総合医 Excellent Clinician

マウスピース矯正「Smile TRU」認定医

【所属団体】

日本歯科医師会

東京都歯科医師会

港区芝歯科医師会

【所属学会】

日本顎咬合学会

日本歯周病学会

日本口腔インプラント学会