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こんにちは!
港区芝の歯医者【エミルデンタルクリニック芝】です。
虫歯になってしまった際に困ってしまうのが、子どもが歯医者を嫌がるケースです。
治療をすることで虫歯の進行を食い止められるにも関わらず、歯医者を嫌がってしまうことで治療にまで至らずお悩みの方は多いでしょう。
そこで今回は、子どもが歯医者を嫌がる原因と予防するためのポイント、克服方法などについてご紹介いたします。
1.子どもが歯医者を嫌がるようになる原因
まず気になるのは、子どもが歯医者を嫌がるようになる原因です。
実際に何故嫌がるのかについては個人差がありますが、考えられる原因としては以下が挙げられます。
1-1.痛いことをされるという印象を持っている
考えられる原因の1つ目は「痛いことをされるという印象を持っている」です。
初めて歯医者に行く場合、あまり歯科を怖がる理由はないでしょう。
もしも2回目以降に歯医者を嫌がるようであれば、痛かったという印象を1回目で持ってしまった可能性が考えられます。
現代では麻酔などの技術も進歩しており、できるだけ痛みを感じない治療が考えられています。
しかし、絶対に痛くない治療ばかりではないのが事実です。
痛さの度合いは別として、歯医者で何かしらの痛い思いをしたという印象から嫌がるようになります。
1-2.歯医者という空間が怖い
歯医者という空間は、家などに比べるとどこか無機質な印象を受けます。
とくに治療を行う部屋は、治療台や器具など普段見慣れないものばかりです。
歯医者もできるだけカジュアルな雰囲気になるようにインテリアなどに凝っていますが、最低限どうしようもない部分もあります。
その違いを敏感に察知し、怖いと感じてしまうことで歯医者を嫌がってしまう可能性があるのです。
すこし時間はかかるかもしれませんが慣れで解決できる部分もあります。
1-3.口になにかされることが怖い
歯医者では当然口を開き、歯の状態を見せ、器具を使って治療することになります。
仰向けで自分からは見えない状態で口の中で何かをされることに恐怖を感じてしまう可能性もあります。
実際には痛みがなくても、見慣れない器具を口の中に入れられることは「痛いことをされるのでは」という不安にもつながるでしょう。
2.歯医者を嫌がる子どもにしないための予防方法
歯医者を嫌がる子どもにしないための予防方法ですが、どれだけ子どもに歯医者が何も心配しなくていい場所であるかを感じてもらえるかがポイントとなります。
そのためのコツとしては、以下が挙げられます。
2-1.「痛くない」「何もしない」という嘘はつかない
まず、「痛くない」「何もしない」という嘘をついてはいけません。
子どもを安心させるためについつい痛くないと伝えてしまいがちです。
その結果、ほんの些細な痛みであっても痛いと感じた時点で子どもは嘘をつかれたと思ってしまいます。
すると、痛い思いをしたことと嘘をつかれたという印象だけが強く残ってしまい、歯医者を嫌がるようになってしまいます。
実際、少しは痛い治療になる可能性もありますので、痛みについては触れないというのがおすすめです。
2-2.いきなり連れて行かない
不意打ちのようにいきなり歯医者に連れて行かないようにしましょう。
事前に歯医者に行くと伝えてしまうと嫌がってしまうのではと思い、不意打ちで連れて行こうとする保護者の方が稀にいます。
そのことにショックを受け、歯医者を嫌がるようになってしまいます。
あらかじめしっかりと歯医者に行くことを伝えた上で、本人に心の準備をする時間を与えるようにしましょう。
2-3.治療後は褒めてあげる
治療後に褒めてあげることもとても大切です。
嫌がらなかったとしても、少なからず緊張や不安を感じているはずです。
それでもちゃんと治療を受けられたという意味で、よく頑張ったねと褒めてあげましょう。
褒めてもらうことで自信がつき、次回以降の治療も前向きに考えられるようになっていきます。
3.子どもが歯医者を嫌がる場合の克服方法
すでに子どもが歯医者を嫌がってしまっている場合には、克服する必要があります。
歯医者が嫌なままにしてしまうと、大人になっても歯医者に行かなくなってしまう可能性があります。
その結果、健康な歯を失うことになってしまってはかわいそうです。
克服するための方法ですが、以下が挙げられます。
3-1.歯医者に行く意味をしっかりと理解させる
まずは歯医者に行くことの意味をしっかりと理解させることが大切です。
歯医者を嫌がってしまう子どもの中には、行かなくてはいけないのは何故なのか分からないことが原因の一つである可能性もあります。
歯医者に行かないとどうなるのか、行くことでどうなるのかを伝えてイメージさせましょう。
そして、決して怖い場所ではないということも同時に伝えます。
人はわからないことに不安を感じてしまいます。それは子どもも同じですので、不安を取り除くことが克服につながるのです。
3-2.子どもの機嫌を考慮する
子どもの機嫌を考慮することで克服につながることもあります。
子どもの機嫌が悪いタイミングでは、なにをしてもネガティブにしか捉えてもらえません。
そこで無理に連れて行こうとすると、さらに嫌がることになってしまいます。
空腹や眠気を感じているタイミングだと機嫌が悪くなりがちです。
子どものリズムを考慮して、そうしたタイミングをずらすことで連れて行きやすくなるでしょう。
4.まとめ
子どもが歯医者を嫌がるのであれば理由があるはずです。
痛いあるいは怖いというのがほとんどでしょう。
そうではないことをしっかりと感じてもらうことが大切です。
すでに嫌がってしまっているようであれば、歯医者に行く意味を伝えるなどして気持ちを変える必要があるでしょう。
【エミルデンタルクリニック芝】は、子どもの歯の大切さを知っています。
お子さまの状況に合わせて、虫歯治療や予防をおこないます。
お子さまに通いやすい歯医者になるためにも、無理矢理治療を行うことはありません。
安心して通っていただけますので、お子さまが歯医者を嫌がっている場合などお気軽にご相談ください。
このブログを書いたのは、
【院長】
笠木 星児
【経歴】
島根県出身
昭和大学歯学部卒業(2011年)
東京医科大学病院 歯科口腔外科・矯正歯科 研修課程修了(2013年)
一ツ橋歯科クリニック勤務(千代田区)
【資格】
歯科医師
日本顎咬合学会 認定医
明海大学・朝日大学歯学部認定 歯科総合医 Excellent Clinician
マウスピース矯正「Smile TRU」認定医
【所属団体】
日本歯科医師会
東京都歯科医師会
港区芝歯科医師会
【所属学会】
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本口腔インプラント学会